「どうして富士山にチャレンジしようと思ったの?」
Kくんに行きの電車の中で質問してみました。そしたら…
「ご来光を見てみたいから🌅」
と意外な返事が返ってきました😳
Kくんとはイベントで何度も会っていますが、参加理由は親御さんに勧められたからだったり、過去に参加したことがあり、楽しかったからという理由が多かったイメージがありました。今回のように経験したことがないことに対しての純粋な興味が原動力になっているのは初めてな気がしました。まして0号目からの富士登山が辛く、苦しいことは5年生の彼ならわかっているはずです。
この時に僕はKくんは少し変わったなぁと感じました🧐
1年前のリバートレッキングでは、川に辿り着く前のハイキングで体調を崩し、リタイアしたこともありました。その頃はどちらかというと、辛いこと、苦しいことがあると嫌気がさして、中々前向きになれず、「疲れた」「もう無理」「休みたい」とネガティブな発言が多かった印象でした💦
しかし今回のKくんは、少し違いました。
「空コーチ!ここの景色めっちゃ綺麗だよ!山と紅葉と空がきれいに見える!」
「ここふかふかだよ!踏んでごらん?」
疲れていてもポジティブな部分に目を向け、きれいな景色を眺めたり、地面の硬さの違いに気づき面白がったりしていました😁
辛い時や苦しい時に、楽しいことや面白いことに目を向けられることは、前進する強さの一つです。(GRIT ZEROが掲げる【GO WILD】には「前進する強さ」「違いや弱さを受け入れる強さ」「束ねる強さ」の3つの強さが含まれています)今回のKくんには、その強さが備わっていましたし、その強さをさらに大きくしていたと思います🔥
温泉を出た後のことです。
「最後の下山をしてる時、足が痛いのに加地コーチに“あと少し頑張れ!走れ!頑張って温泉に入れたら、きっと頑張って良かったって思えるよ!”って言われた時は、クソ!ふざけんな!って思ったけど、温泉に入れて本当に良かった。めっちゃ気持ち良かった。言われた通り頑張って本当に良かったよ。」
Kくんは素直な気持ちを伝えてくれました🫧子どもたちに厳しく接するのは、彼らの可能性を信じているから。だけどそれが正解だったのか、ただ自信を失わせてしまっただけなのかは、正直わかりません。なので、こうして気持ちを伝えてくれたことがとても嬉しかったです☺️
今までのKくんだったら、ふざけんな!って拗ねて歩いていたかもしれないです😅今回は、Kくんの心の成長をとても感じたハイキングでした。今のKくんならきっと富士山も乗り越えていけると思います❗️これからもトレーニングをして、しっかり体力をつけて、ご来光を楽しむ余裕を身につけて挑もうね🔥ここからがスタートだ👊
(※去年の富士登山ではご来光を楽しめたメンバーはいませんでした🤣)
(↓おまけ:去年のご来光時の様子)
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#ハイキング中級編11月
空
【ボール合宿】
〜里山の旧学校でボールミッションにチャレンジ~(11/23-11/24)