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感動を届ける虫眼鏡

執筆者の写真: 加地-KAJI-加地-KAJI-


先日、TV番組で江戸切子(ガラス細工)のA級とC級の違いを問うクイズが出題されていました。一見違いはないように見えますが玄人には大きな差が確認できるようです。そこで、マイクロスコープで確認してみると僅かな模様のズレがあり、それが価値の差を大きくしているとのことでした。マイクロスコープでないとわからないないモノを観察できる職人の目に驚かされました。



フィギュアスケートも職人の目が必要です。フィギュアスケートはジャンプ技に注目されやすいですが、スケート靴の刃のどこで技を行っているかも採点に影響します。


陸上競技の短距離走のコーチの中には、一歩一歩の脚の動きを観察できる人がいます。何歩目にエラーがあったか見抜くのです。どうやらヒトの動きにも職人の目が必要のようです。それには子どもの動きも含まれます。


よーく見ると子どもの走り方、跳び方や投げ方が少しづつ成長しているのですが、細かな違いなので分かりにくい。わかってもその差の意味がわからないということがあります。バク転の可否や跳躍の高さは目で確認しやすいですが、全ての動きが簡易的に数値化できないので、動きの成長は観察しにくいです。動き方が高度に変化しているのに見落とされているのは実にもったいないと思いました。専門家はその成長に感動を覚えることがあります。


学生時代、虫眼鏡で植物に存在するフラクタルな構造を観察した時に感動したことを今でも覚えています。目で見て感じにくい美しさを、虫眼鏡があれば感じやすくなります。


私たちのブログやInstagram が感動を共有できるように、子どもたちの動きや勇敢さの成長を映し出せる虫眼鏡のような媒体にしていきたい、番組の観戦中に改めて思いました。


フォロワーを増やしやすいハウツー系動画を上げてみてはとアドバイスいただけることはありました。しかし、子どもの成長をみんなで見届けれるようにこの媒体は「感動を届ける」をコンセプトに更新していきたいと思います。



 
 
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