「こうやって足を揃えてごらん?」
そこには転んだ子と同じ体勢になって立ち上がり方を教えているキャプテンのTくんの姿がありました。
GRIT NATION Kidsの合宿では「チャレンジ」と「コラボ」が大きなテーマです。
Tくんとの出会いは2年前のスキー合宿から⛷️
それ以外にも多くの合宿イベントに参加しているTくんにとって「コラボ」(=相手に寄り添い、一人ではできないことを協力して行うこと)は、聞き馴染みのある言葉となり、体に染み付いているようでした。
倒れた子がいると、放っておけず、すぐにその子の近くにかけ寄っていきます✨
「コラボ」を頭で理解している子は増えてきました。
次のステップとしては、それを行動に移せるかどうかが大切です。
「知る」→「できる」→「教える」の「できる」の部分です。
多くの子は「こうするといいよ」と声をかけたり、倒れた子の手を引っ張ってあげたりします。
それだけでも十分素晴らしいコラボですが、そんな中、Tくんは相手と同じ目線、体勢になって教えてあげていました😳
「コラボ」をしなくちゃいけないから手を差し伸べる、コーチが見ているから手伝う、のではなく、純粋にあの子を助けたい❗️というピュアな心が、彼の行動に現れていました。体が勝手に動いてしまう“本物のヒーロー”でした。
その行動を写真にも動画にも収めることはできなかった(悔しすぎる!)のですが、本気で相手に寄り添うってこういうことだよなぁと思わせてくれる、忘れられないシーンです☺️
子ども達からは、いつも本当に多くのことを気づかせてもらっています。
Tくん、大切なことに気づかせてくれてありがとう!
【追伸】
「おれが助けに行くから待ってろ!」とTくん。
カッコ良く助けに行ったかと思えば、「うわ~助けて~~」と自分が滑り落ちてしまうお茶目な一面も笑
でもそれも素敵なことで、困った時に素直に「助けて」と言えるのは、仲間が助けてくれると思っているから。そう思えるのは、Tくんにとっては「困った子がいたら助ける」ということが当たり前になっているからではないのかなと思いました😌
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